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「調剤」がイヤだからドラック探しているけど正直「雑用」もイヤ!
これが本音ですよね?
こんにちは!
今回の解説をしているBeken(beken77116525)と言います。
現在ドラッグストアで「店長」と「管理薬剤師」を兼任している現役薬剤師です。
現場経験30年以上ですので業界には詳しい方です。
そんな時どこを見れば判断しやすいかと言えば…
ズバリ「食品構成比」です。
ドラッグストアの成り立ちは薬局が「医薬品」のみでなく「日用品」や「雑貨」を取り扱うことで売上を増やそうとしたことにあります。
ひとくちにドラッグストアとは言っても成長過程の立地条件・仕入れ先・競合などの関係でドラッグストアごとの得意分野は異なってきました。
多少乱暴ではありますが大きく2つに分けると「ヘルス&ビューティー系」と「食品強化のスーパー系」です。
2つを比較すると「食品強化のスーパー系」は来店頻度を高めた薄利多売傾向が強いので納品量や補充頻度が高い。
薬剤師目線で見た時の「雑用」が多い傾向になりますよね?
そこで問題になってくるのが食品構成比をどう調べるかです。
構成比が「高い」ことは特徴となるので検索しやすいですが「低い」となるとなかなか難しい。
そんな方への提案は「薬剤師の転職エージェント」を活用する方法。
転職エージェントは情報収集や交渉など個人では難しいところを個人に代わって受け持ってくれる転職には欠かせない強い味方です。
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代表的な食品強化のスーパー系ドラッグストア
ドラッグストアの中で食品構成比の1・2位のGenky とコスモス薬品に注目して見ていきましょう。
食品売上額のランキングを見ていきましょう。
食品の売上構成比が高い訳ですから当然ですが食品の売上額が相当に大きいことがわかりますね。
「食品」の平均単価は「ヘルス&ビューティ」商品と比較して単価の低くて大きいもの・重いものが多いので納品・補充に時間がかかります。
期限の比較的短い商品が多いことから期限チェックも必須です。
お客さんの来店頻度が高まるので売上確保がしやすくなる一方で客数が増えるため接客時間の確保が難しくなります。
「ドラッグストア」の食品構成比ランキングベスト10
順位 | 企業名 | 食品構成比 |
---|---|---|
1位 | Genky Drugstores株式会社 | 61.2% |
2位 | 株式会社コスモス薬品 | 56.3% |
3位 | 株式会社カワチ薬品 | 46.2% |
4位 | 株式会社薬王堂 | 41.9% |
5位 | 株式会社クリエイトSDホールディングス | 39.7% |
6位 | サツドラホールディングス株式会社 | 34.9% |
7位 | 株式会社ツルハホールディングス | 22.3% |
8位 | ウエルシアホールディングス株式会社 | 22.2% |
9位 | 株式会社ココカラファイン | 14.2% |
10位 | スギホールディングス株式会社 | 12.9% |
※2018年度各社有価証券報告書・IR資料より
「ドラッグストア(上場)」の食品売上ランキングベスト10
順位 | 企業名 | 食品売上高(百万円) |
---|---|---|
1位 | 株式会社コスモス薬品 | 343,809 |
2位 | 株式会社ツルハホールディングス | 174,698 |
3位 | ウエルシアホールディングス株式会社 | 172,971 |
4位 | 株式会社カワチ薬品 | 122,478 |
5位 | 株式会社クリエイトSDホールディングス | 112,939 |
6位 | スギホールディングス株式会社 | 109,648 |
7位 | 株式会社クスリのアオキホールディングス | 99,294 |
8位 | Genky Drugstores株式会社 | 63,635 |
9位 | 株式会社マツモトキヨシホールディングス | 51,820 |
10位 | 株式会社ココカラファイン | 39,615 |
※2018年度各社有価証券報告書・IR資料より
「ドラッグストア」売上ランキングベスト10 2018年度版
順位 | 企業名 | 売上高(百万円) |
---|---|---|
1位 | ウエルシアホールディングス株式会社 | 868,280 |
2位 | 株式会社ツルハホールディングス | 842,036 |
3位 | 株式会社コスモス薬品 | 684,403 |
4位 | 株式会社マツモトキヨシホールディングス | 567,868 |
5位 | スギホールディングス株式会社 | 541,964 |
6位 | 株式会社サンドラッグ | 427,499 |
7位 | 株式会社ココカラファイン | 400,645 |
8位 | 株式会社クリエイトSDホールディングス | 319,588 |
9位 | 株式会社クスリのアオキホールディングス | 300,173 |
10位 | 株式会社カワチ薬品 | 270,313 |
「ドラッグストア」売上ランキングベスト10 2020年度版
順位 | 企業名 | 売上高(百万円) |
---|---|---|
1位 | ウエルシアホールディングス株式会社 | 949,652 |
2位 | 株式会社ツルハホールディングス | 919,303 |
3位 | 株式会社コスモス薬品 | 726,424 |
4位 | 株式会社サンドラッグ | 634,310 |
5位 | スギホールディングス株式会社 | 602,510 |
6位 | 株式会社マツモトキヨシホールディングス | 556,907 |
7位 | 株式会社ココカラファイン | 366,440 |
8位 | 富士薬品(ドラックストア事業部) | 354,927 |
9位 | 株式会社クリエイトSDホールディングス | 338,476 |
10位 | 株式会社クスリのアオキホールディングス | 305,880 |
まとめ
完全に好みで分かれるところなのでどちらが良い悪いと言うことでありません。
あくまで「薬剤師としての仕事」と「それ以外」に分けたとき「それ以外」を「雑用」と定義するのであれば食品構成比の高いドラッグストアの方が「雑用」は明らかに多くなります。
大きなドラッグストアであれば決算報告書やIR情報などで情報収集が可能ですが規模によっては判断が難しいことがあります。
そんな時は「転職エージェント」の活用が有効です。
希望の欄に「食品構成比の少ないところ」と記入しておけばOK。
念のため「薬剤師の転職エージェント」の情報をまとめていますので興味のある方はコチラから。
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